チェロとピアノ。 もしかしたら既に知っていたような、それともいくつか眠った先に出会うような。 明日にあるようなクラシカル。 トラディショルな楽器で古典的な構成だからこそ、作ることができるポップソング。 100年以上前からずっとタイムリーで、きっと明日も新しさを失わない。 そんな小曲集です。
Release 2019.4.17 / ¥2,160
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朝の空気に溶け込むような音楽を。 とのコンセプトで始まったこの作品は、山梨県の山中にある小さな音楽室で録音されました。5月とはいえまだストーブを点けなければ寒い、早朝5:30からレコーディングは始まります。音楽室の窓を目一杯開けると、霞みがかっていてピリッとした朝の空気が部屋を包み込みました。そして、色々な鳥の鳴き声も。 それらが合わさってとても良い空気だったので、窓をそのまま開けておいてレコーディングを開始することにしました。 チェロの艶やかな音は、空気の震えている感じまで身体に伝わってきます。 ピアノの滑らかな音はそっと優しく、余韻が空気に溶けていくようです。 朝の空気と音、チェロとピアノの音が混ざりあった、まさに極上の気持ちの良い音が9曲46分間に収められています。エンジニアはtoeの美濃隆章。
¥2,500
徳澤青弦とトウヤマタケオによって結成されたピアノとチェロのデュオ。
隙のある曲作りと、節度ある即興によって極上の楽曲を構築していく。デュオ名は慣用句「匙を投げる」より。
奇妙な言い方になってしまうけれど、この音楽にはまるで目的がない。 あたかも、感性という見えない技そのものを陽に照らしているようだ。 カタロニアに、水を料理しようとした人がいた。
瞬く輝きだけが見えている。
阿部海太郎(作曲家)
トウヤマさんのピアノ、やっぱ好きだなぁ なんやろ?この感じ…想像を裏切る響きは僕の大好物ですね。
更に徳澤青弦さんのチェロの調べに、今までに無かった景色と心地よさを今作で伺えるだろう。
二人の物語は始まったばかりだ。一音も聴き逃せないし、なにしろBGMにならないのよ。
またしてもトウヤマさん、青弦さんの魅力にハマってしまった…
この作品に出会えてほんと嬉しいです。
EGO-WRAPPIN' 森 雅樹
「この二人、極上っす!」
toe 美濃 隆章